10ギガ光回線おすすめランキング10社比較｜メリット・デメリットを解説

10ギガ光回線のメリット4個

10ギガの光回線を使うメリットは以下の4つです。

詳しく見ていきましょう。

高速通信で快適にインターネットを利用できる

10ギガの光回線なら大量のデータも瞬時に通信できるので、混雑しやすい時間帯もスムーズにやり取りが可能です。

Web会議中に映像が止まってしまって会議に参加できなくなるといった心配もありません。

ストレスフリーでインターネットを利用したいなら、できる通信速度が速い光回線を利用するようにしましょう。

4Kや8Kの高精細映像でもスムーズに受信できる

4Kや8Kなどの高精細映像を送受信するケースにおいても、スムーズな通信が可能となり、スピーディーに高画質の映像を取り扱えます。

映像配信サービスで高精細な映像をラグなく見れるようになります。

スマートフォンで撮影した動画をネット上にアップロードする際も、より短い時間で送信できるようになるでしょう。

多接続でも接続がスムーズ

10ギガの光回線なら、複数のデバイスで同時にインターネットを利用してもスムーズに接続できます。

道路で例えるなら、車1台1台の平均速度が速くなった状態であり、たくさん車がいたしても、従来の1ギガ回線より快適に利用できますよ。

家族で使っていると速度が遅くなって困っているという場合は、ぜひ10ギガの光回線に乗り換えを検討してみてください。

混雑している時間でも速度が遅くなりにくい

10ギガ回線の通信方式は、基本的にIPoE方式を使用しています。

混雑時にボトルネックになりやすい機器を経由せずにインターネット接続できるため、混雑時でも速度低下しにくくなっています。

あわせて読みたい

【18社比較】賃貸アパートにおすすめの光回線10選｜料金・速度を比較

本記事ではアパートにおすすめの光回線を厳選しました。 キャッシュバックなどのいろいろな要素がある光回線ですが、やはり目を向けたいのはサービスの良し悪しです。 今回は通信速度に優れた光回線を筆頭に、キャリアとのセット割や工事費無料、他社からの […]

10ギガ光回線のデメリット・注意点5個

一方、10ギガの光回線を利用するには、デメリットや注意点もあります。

上記をひとつずつ解説します。

提供エリアが限られている

10ギガの光回線は全国的に提供されているわけではないため、お住まいの地域によっては申し込みできません。

独自回線のauひかり、NURO光と光コラボの10ギガ回線提供地域を見てみましょう。

10ギガの提供エリア

関東や関西の人口が多い地域では利用可能ですが、地方の多くは10ギガ回線が提供されていません。

サービスが提供されていない地域にお住まいの方は、サービスの利用開始を待つ必要があります。

対応したPCやルーターが必要となる

利用するPCやルーター等が10ギガに対応していないと、せっかくの10ギガの速度を最大限引き出すことができません。

10ギガを活かすには、以下を準備しましょう。

無線LAN(WiFi)で接続する場合は、無線アクセスポイントを最新のWiFi規格に対応したものに買い替えることをおすすめします。

なお、10ギガ高速通信の恩恵を受けやすいのは、有線接続です。

有線は複数台の端末が同時に接続しても速度が遅くなりにくいしくみなので、無線接続よりも高速に通信できますよ。

10ギガ対応ルーターを準備する方法

10ギガ対応ルーターを準備する方法は、以下の2つがあります。

• 市販されているものを購入する
• プロバイダやNTTからレンタルする

利用するプロバイダによって利用する機能が異なるため、機種選びを間違うと接続できない場合があります。

機種選びが不安な方は、プロバイダやNTTからレンタルするのがおすすめです。

1ギガ・5ギガに比べて料金が高い

10ギガの月額料金は、1ギガに比べて高く設定されています。

戸建てタイプでは平均月650円、マンションタイプでは月1,500円以上の値上がりとなります。

とくにマンションタイプの光回線を利用されている方にとっては、コストが大きくアップするでしょう。

工事が必要な場合がある

現在1ギガの光回線を利用している場合でも、10ギガに切り替える際は工事が必要な場合が多いです。

10ギガ光回線を提供している業者ごとに、工事の必要性をまとめました。

auひかりは1ギガの信号と10ギガの信号が混在していても通信可能な技術を利用しているため、工事は不要です。

NURO光やフレッツ光/光コラボは回線を引き直す必要があり、工事が発生します。

特定のポートを利用するアプリは利用できない場合が多い

以下のようなアプリケーションを利用する場合は、10ギガ回線で利用できるかどうかを事前に確認したほうがよいでしょう。

基本的に10ギガ回線では、PPPoE接続は提供されず、IPoE接続のみを提供するからです。

IPoE接続の多くでは、「1つのIPv4グローバルIPアドレスをユーザー間で共有するしくみ」を用いており、以下のような弊害があります。

利用できない場合が多い理由

• IPv4グローバルIPアドレスを共有しない場合：1ユーザーに割りてられるポート数は65,535ポート
• IPv4グローバルIPアドレスを共有する場合：1ユーザーに割り当てられるのは数百ポート
• →アプリケーションが利用するポート番号を割り当てられない可能性がある

よって、特定のポートを利用するアプリケーションを利用する場合は、10ギガ回線に移行するときに注意が必要です。

あわせて読みたい

光コラボ全12社比較！おすすめサービスと乗り換えるデメリットを紹介

本記事では光回線の中でも「光コラボ」を提供する会社を比較して、おすすめをご紹介していきます。 今回は光コラボ全12社を徹底比較していきます。 乗り換えるデメリットも紹介するので、光コラボを探している人はぜひ参考にしてください。 光コラボの特 […]

10ギガ光回線おすすめランキング5選

10ギガの光回線のおすすめ5選は、以下のとおりです。

順位	10ギガ光回線	詳細	月額料金(戸建て)	月額料金(マンション)	工事費	事務手数料	10ギガ対応無線ルーター	契約年	違約金	スマホセット割	提供エリア	キャンペーン
1位	auひかり (とくとくBB)	申込サイト	開通月：0円 2~12ヶ月目：6,468円 13~24ヶ月目：6,358円 25～36ヶ月目：6,248円 37ヶ月目～：6,798円 ※3年契約	-	実質0円 (36回払い)	3,300円	0円～550円	2年/3年	4,730円	au UQモバイル	東京・神奈川・千葉・埼玉	・最大83,000円キャッシュバック ・10ギガ申し込みで10,000円増額 ・指定オプション申込みで2,000円増額 ・auひかり電話の基本料が35ヶ月間無料 ・他社への違約金を最大3万円まで還元 ・高性能WiFiルータープレゼント ・auスマートバリュー/自宅セット割加入で最大1万円還元
2位	NURO光	申込サイト	5,700円	2,640～3,300円 ※提供は宮城県のみ	実質0円 (36回払い)	3,300円	標準装備	3年	4,400円	ソフトバンク NUROモバイル	北海道・宮城 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬 愛知・静岡・岐阜・三重 大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良 岡山・広島・福岡・佐賀	・45,000円キャッシュバック ・マンションタイプは25,000円キャッシュバック ・他社違約金を最大6万円まで還元 ・2ヶ月目末までの解約で工事費残債と違約金の支払いが免除
3位	とくとくBB光	申込サイト	5,940円	5,940円	実質0円 (36回払い)	3,300円	390円	3年	0円	-	北海道・宮城・新潟 東京・神奈川・千葉・埼玉 愛知・静岡・岐阜・三重 大阪・和歌山・京都・奈良・滋賀・兵庫	・40,000円キャッシュバック ・他社違約金を最大6万円まで還元 ・オプション追加で最大26,000円キャッシュバック増額
4位	ドコモ光 (とくとくBB)	申込サイト	6,380円	6,380円	0円	3,300円	390円	2年	5,500円	ドコモ	同上	・51,000円キャッシュバック ・dポイント17,000ptプレゼント ・他社から乗り換えで15,000円増額 ・訪問サポート1回無料 ・セキュリティサービス1年間無料
5位	ソフトバンク光	申込サイト	6ヶ月目まで：500円 7ヶ月目以降：6,380円	6ヶ月目まで：500円 7ヶ月目以降：6,380円	実質2,880円	3,300円	550円 ※6ヶ月目まで無料 ※必須オプション	2年/5年	6,380円	ソフトバンク ワイモバイル	同上	・最大37,000円キャッシュバック ・他社違約金全額負担

それぞれの回線の特徴について、簡単に紹介していきます。

• auひかり
• NURO光
• とくとくBB光
• ドコモ光
• ソフトバンク光

auひかり|キャッシュバックが最大94,000円

おすすめランキング1位はauひかりホーム10ギガです。

キャッシュバック額が他の光回線の約2倍となっており、最大94,000円獲得できます。

NURO光10G|月額料金が最もリーズナブル

2位はNURO光10Gで、10ギガ回線の中で提供エリアが最も広く、中国地方や九州でも利用可能です。

他の回線に比べて月額料金が最もリーズナブル、かつONUに無線機能が内蔵されているためルーターを別途申し込みする必要がありません。

他の回線に比べて、ランニングコストを抑えられる点が優れています。

とくとくBB光｜違約金0円

3位のとくとくBB光は、NURO光に次いで月額料金が安く設定されています。

違約金が0円なため、好きなタイミングで解約できます(3年未満の解約だと工事費残債の支払いあり)。

ドコモ光｜工事費が0円で工事費残債がない

4位のドコモ光は、工事費が最初から0円です。

短期で解約しても工事費の残債を請求されることがありません。

ソフトバンク光｜6ヶ月目まで月額500円で利用できる

5位のソフトバンク光は6ヶ月目まで月500円で利用できるキャンペーンを実施しています。

ランニングコストを低く抑えることができますよ。

1位：auひかり

auひかりは、KDDIが提供するインターネットサービスです。

キャッシュバック額が最大94,000円と最も高額であり、auひかり電話の基本料金が35ヶ月間無料など、各種割引サービスも豊富です。

利用料金は10ギガ回線の中では高めの部類に入りますが、キャッシュバックを加味すると、実質的な支払額は低めとなるでしょう。

auひかり2ギガを利用されている方は工事なしで宅内機器の変更だけで利用できます。

ただし、利用できるエリアが東京・神奈川・千葉・埼玉の一部地域のみ、かつマンションタイプの提供もないため、利用者が限定されます。

auひかり10ギガの基本情報

さらに、auスマホをご利用の人が「電話+ネット」で契約すればauスマートバリューの対象に。

auスマホの月額料金が最大1,100円も安くなるのでお得です。

キャンペーンも豊富なので、他社回線からもお得に乗り換えることができますよ。

速度も速く特定のポートを使うゲームも快適

auひかりは、特定のポートを使うゲームやVPNクライアントソフトウェアなども利用できます。

前の章で10ギガの光回線では特定のアプリケーションが使用できないことがあると解説しました。

しかし、auひかりでは各ONUにIPv4/IPv6グローバルIPアドレスを割り当てる「IPv4&IPv6デュアルスタック方式」を採用し、それを可能にしました。

auひかりは、10ギガの光回線のデメリットも解消されており、独自回線で速度の評価も高いので総合的におすすめの光回線です。

あわせて読みたい

auひかりの悪い評判・デメリットを調査｜料金と速度からどんな人におすすめか解説

KDDI株式会社が提供する「auひかり」は、高速なインターネットが利用できることで人気の高い光回線です。 キャリアが提供している光回線ということで信頼感がありますが、悪い評判や口コミを目にするのも事実。 そこで本記事ではauひかりの評判や口 […]

2位：NURO光

NURO光は、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供するインターネットサービスです。

月額料金は5,700円であり、10ギガ回線の中で最もランニングコストを抑えて利用できます。

ONUに無線機能が内蔵されているため、無線LANルーターを追加で注文する必要がない点も嬉しいポイントです。

無線LANルーターを並べる必要がないため、設置スペースも節約できます。

ただし、NURO光の工事は計2回実施する必要があり利用開始までに時間がかかるため、光回線の敷設を急いでいる方には向きません。

NURO光10Gの基本情報

なお、NURO光の光電話はソフトバンクが提供しているため、ソフトバンクのおうち割が適用になります。

ソフトバンクのスマホをお使いなら月額料金が最大1,100円割引になるので、スマホ代も節約できてお得です。

コスパ重視の人に最適なインターネットサービスといえるでしょう。

あわせて読みたい

NURO光の悪い評判・デメリットを調査｜どんな人におすすめか解説

NURO光はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する、速度の速さと料金の安さが人気の光回線です。 しかしNURO光の評判・口コミには悪い悪評もあるのは事実です。 そこでNURO光の悪い評判とデメリットを調査して、どんな人にお […]

3位：とくとくBB光

とくとくBB光は、プロバイダのとくとくBBが提供する光コラボです。

とくとくBB光10ギガは違約金が無料に設定されており、更新月以外の月に解約しても違約金がかかりません。

10ギガ対応の無線LANルーターのレンタル代は390円となっており、他社よりも160円/月安く利用できますよ。

ただし、とくとくBB光にはスマホセット割がありません。

ドコモの携帯をお使いの方はドコモ光(とくとくBB経由)を利用した方がお得です。

とくとくBB光　10ギガプランの基本情報

反対にいうと、とくとくBB光は、携帯キャリアを問わずに申し込みできる点がメリットといえます。

格安スマホを利用されている方向きの光回線です。

4位：ドコモ光

ドコモ光は、ドコモが提供するインターネットサービスです。

ドコモ光10ギガプランのメリットは、工事費が最初から無料である点です。

短期間で解約した場合でも工事費残債を請求されないため、引っ越す可能性が高い人に向いています。

プロバイダのとくとくBB経由で申し込むことで、最大51,000円のキャッシュバック＋dポイント17,000ptをもらうことができます。

他社回線から乗り換えで違約金を支払った方は、さらにキャッシュバック額が15,000円増額。

一方、利用料金は月6,380円と一般的な価格であり、決して安くはありません。

ドコモ光10ギガの基本情報

ドコモのスマホをお使いであれば、月額料金が最大1,100円も割引になり、ファミリー割引グループ内の対象回線すべてに適用されます。

ドコモ光は、ドコモのスマホとセットで利用するのがお得です。

家族みんなでドコモをお使いなら、スマホ代をグッと安く抑えられますよ。

あわせて読みたい

ドコモ光の評判を100件以上調査したプロがデメリットを解説｜口コミまとめ

株式会社NTTドコモが運営するドコモ光は、全国的に利用できて非常に利用者の多い光回線です。 しかしネットやSNSではドコモ光の悪い評判や口コミを見ることもあり、契約を躊躇してしまう人もいるでしょう。 そこで本記事では、ドコモ光のメリットとデ […]

5位：ソフトバンク光

ソフトバンク光は、ソフトバンクが提供するインターネットサービス。

NTTのフレッツ光回線を利用した光コラボで、ソフトバンク独自のサービスを利用できます。

ソフトバンク光10ギガプランでは、6ヶ月目まで月500円で利用できるキャンペーンを実施しており、このキャンペーンを利用することで最大38,280円もお得になります。

ソフトバンク光が利用している「IPv6高速ハイブリッド」という技術は、他のISPにはないソフトバンク独自のものです。

VNE事業者の技術を利用している他のISPと比べると、ソフトバンクは技術に明るいといえるでしょう。

キャンペーンも豊富で、他社からの乗り換えなら解約金や撤去工事費相当額をキャッシュバックしてもらえるなどの特典が用意されています。

一方、無線LANルーターを利用する場合はソフトバンク光からレンタルする必要があり、自前のルーターを利用することはできません。

ソフトバンク光10ギガの基本情報

スマホとセットで利用すると、スマホの月額料金が1,100円も割引に。

家族割グループ内のスマホも最大10回線までまとめて割引されるので、家族みんなのスマホ代を安くすることができます。

ソフトバンク光は、ソフトバンクのスマホをお使いの人に特におすすめです。

あわせて読みたい

ソフトバンク光の評判｜遅い口コミを調査して料金や速度を解説

ソフトバンク光はソフトバンク株式会社が運営する光回線です。 ネットでは遅いという評判をよく見かけますが実際はどうなのでしょうか。 そこで今回は、ソフトバンク光の口コミ・評判について徹底的に検証しました。 噂通り本当に遅いのか、料金や速度など […]

10ギガ光回線の料金を比較

10ギガ光回線の36ヶ月間の実質的な総支払い額を比較してみましょう。

戸建てタイプ

全て表示

マンションタイプ

全て表示

上記をまとめると、以下となります。

上記ポイントについて、詳しく見ていきましょう。

戸建てタイプで実質料金が安いのはauひかりとNURO光10G

auひかりの月額料金はそこそこ高いのですが、キャッシュバック額が94,000円と高額なため、実質的な支払額を抑えられます。

次いで安いのは、NURO光10Gです。

そもそもの月額料金が安くかつ無線LANルーターがONUに標準装備されており、ランニングコストを低く抑えることができます。

マンションタイプで実質料金が安いのはNURO光とビッグローブ光10ギガ

マンションタイプの実質的な支払額が最も安いのはNURO光 for マンションです。

ですが、2024年4月現在、宮城県の一部地域のみで提供されているものであるため、利用できる方は多くないでしょう。

ビッグローブ光の10ギガなら、フレッツ光クロスのエリアで利用でき、マンションタイプが戸建てよりも安いため、お得に利用できます。

セット割を利用すればさらにお得になる

一部の光回線では、各社のスマホとセットで利用すればスマホの月額料金が割引になります。

家族のスマホも対象となるため、家族みんなで同じキャリアのスマホを使っているなら非常にお得です。

各サービスの割引料金と対象光回線は、以下のとおりです。

全て表示

大手キャリアを利用されている方は、系列の光回線を利用するのがお得です。

10ギガ光回線の比較ポイント

光回線10ギガの料金を比較するときは、以下4つの項目を考慮しましょう。

10ギガ対応ルーターは通常2万円以上で高額であり、プロバイダごとに対応機種が異なるため、レンタルを利用するのがおすすめです。

申し込み窓口によってはキャッシュバックがあるため、多少月額料金が高い光回線であっても、実質的なトータルコストを抑えられますよ。

10ギガ光回線の速度を比較

ユーザーに最適な光回線はどこなのか、各光回線の10ギガサービスの実効速度を比較します。

みんそくにおける平均速度は、次のとおりです。

実効速度におけるポイントをまとめると、次のとおりです。

上記について詳しく見ていきましょう。

多くの光回線で1Gbps以上の速度が出ている

ソフトバンク光以外は概ね1Gbps以上の速度が出ています。

10ギガ回線なら、1Gbp回線よりも快適に利用できることがわかりますね。

1Gbps以上出すには有線LANが必須

なお、10ギガ回線で実効速度として1Gbps以上出せるケースは、ONU(または10ギガ対応ルーター)とPCをLANケーブルで接続する場合です。

なぜなら、「カテゴリ6A」という規格のLANケーブルでは、通信速度(理論値)が10Gbpsとなっているからです

上記により、終端装置(ONU)までの高速な速度を、デバイスまでほぼ落とすことなく接続できます。

無線LAN(Wi-Fi)接続は1Gpbs未満となることが多い

有線LANでは高速なスピードで接続できる一方、無線LANでは基本的に1Gbps未満となります。

なぜなら、ONUからデバイスまでの接続速度が、10Gbpsを大きく下回るからです。

最新規格の「Wi-Fi6」とそのひとつ前の「Wi-Fi5」で接続した場合の理論値は、以下のとおり。

無線で接続するデバイスの通信速度は、どんなに接続状況が良かったとしても、基本的に1Gbps未満となる点にご注意ください。

とはいえ、1Gbps回線に比べると速度は向上するので、快適に利用できますよ。